私たちはタンザニアに暮らすアフリカ最古の民族、マサイ族の長老です。タンザニア政府は、ライオンやヒョウの狩猟目当てに裕福な国からやってくる観光客のため、何千世帯もの私たちマサイ族を先祖伝来のこの土地から追い出す計画を明らかにしました。立ち退き命令はすぐにでも発令されるでしょう。

昨年、同様の計画に関する情報が漏えいした際、１００万近くものAvaazメンバーが集結し私たちを支援してくれました。世界中から注目や非難が集中したため、政府は計画の撤回を余儀なくされ、数ヶ月もの間棚上げにしてきました。しかし、タンザニアのキクウェテ大統領は世界の関心が冷めるのを待ち、今再び、私たちの土地を奪うこの計画を復活させようとしているのです。私たちは皆さんの支援を緊急に必要としています。

キクウェテ大統領は、私たちの言うことには聞く耳を持ちません。しかし、世界のメディアや国際世論、つまり皆さんの言うことには耳を傾けてきました！残された時間は、ほんのわずかかもしれません。皆さん、どうか私たちの土地をそして仲間を守るため、私たちを支援してください。そして、手遅れになる前にお知り合いの皆さんにもこの訴えを広めてください。これが最後の望みなのです。

--ンゴロンゴロ自然保護区マサイ族長老一同