各国政府が二酸化炭素(CO2)排出量を減らせずにいることついて、世界中の若者たちはこう言っていますが、それも当然です。
極めて重要な1.5℃目標から恐ろしいほど遠くかけ離れているにもかかわらず、どの国の政府も化石燃料に巨額を投入し、気候危機を加速させているのです。
これは防災訓練などではなく、本番。地球へのコード・レッド(非常事態を告げる合図)です。荒廃が進む地球で、数百万もの人々が苦しめられることになる -- そんな恐ろしい未来に突入するのか、回避するのか、それはあなた方の決断次第です。あなた方には、決定権があるのです。
地球上に暮らす私たち市民は、気候非常事態に敢然と立ち向かうよう、あなた方に求めます。来年ではなく、来月でもなく、今すぐにです:
- これまで世界に類を見ない勢いと速さで温室効果ガスの年間排出量を削減し、大切な1.5℃目標を維持してください。
- 化石燃料へのすべての投資、助成金、新規プロジェクトを直ちに打ち切り、新たな採掘やそのための調査を中止してください。
- すべての消費指数、サプライチェーン、国際航空、国際海運、バイオマス燃焼から出される排出量を公表することで、‘巧妙な’炭素会計をやめてください。
- 気候災害への追加資金と共に、もっとも脆弱な国々に1,000億ドル(約11兆4,000億円)を拠出する約束を果たしてください。
- 労働者やもっとも脆弱な人々を守る気候政策を策定し、あらゆる不平等を是正してください。
誠意を込めて
スウェーデンのグレタ、ウガンダのヴァネッサ、ポーランドのドミニカ、フィリピンのミッツィ
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