ウクライナ侵攻は、現地の人々に人道上の大惨事をもたらしました。今世界は、史上もっとも重大な脅威に直面しています。地球上の文明という文明を破壊し、生態系に広範囲な被害をもたらす恐れのある、大規模核戦争です。
私たちは、即時停戦とウクライナからのロシア軍全面撤退を求めます。そしてこの究極の大惨事を防ぐべく、対話に向けたできうる限りの努力を求めます。
ロシアとNATOに対し、この紛争における核兵器のいかなる使用も明示的に放棄するよう求めます。また人類がこのような核の脅威に二度とさらされることのないよう、全世界に対し、核兵器禁止条約を支持するよう求めます。
今こそ、核兵器を禁止し、根絶すべき時です。それは人類の存続を脅かすものから、地球に暮らす皆の安全を守るための唯一の方法です。
核兵器の廃絶か人類の滅亡か、どちらかしかないのです。
私たちは、強要や脅迫を用いた統治を拒絶し、対話、共存、正義を支持します。
核兵器のない世界を築かなくてはいけませんし、そんな世界を築くことは可能です。皆の力で実現しましょう。平和を信じ、平和に賭けることが、今切実に必要とされています。
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意見書に賛同した、ノーベル平和賞受賞者リスト(カッコ内は受賞した年):ダライ・ラマ法王(1989年)
核戦争防止国際医師会議(1985年)
核兵器廃絶国際キャンペーン(2017年)
フアン・マヌエル・サントス(2016年)
カイラシュ・サティヤルティ(2014年)
レイマ・ボウィ(2011年)
タワックル・カルマン(2011年)
ムハマド・ユヌス(2006年)
デヴィッド・トリンブル(1998年)
ジョディ・ウィリアムズ(1997年)
ジョセ・ラモス=ホルタ(1996年)
科学と世界の諸問題に関するパグウォッシュ会議(1995年)
オスカル・アリアス・サンチェス(1987年)
レフ・ワレサ(1983年)
アメリカ・フレンズ奉仕団(1947年)
国際平和ビューロー(1910年)
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このキャンペーンは、核戦争防止国際医師会議(IPPNW)と共同で展開しています。
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