東京医科大学、適切な処分を
東京医科大学唐沢昌敬 理事長職務代理、宮澤啓介 学長職務代理、および林芳正文部科学大臣:
女性の権利向上を目指す、わたしたち日本の市民は、東京医科大学の一般入学試験の得点操作によって不合格となった女性に対する賠償と、同大責任者の辞任を求め、文部科学省による徹底調査を求めます。今回の得点操作は、日本の社会では未だ時代錯誤な「おじさんの論理」が幅を利かせ、女性差別が身近なところで起こっているのだということを浮き彫りにしています。また、東京医科大学だけが特異なケースだったとは限りません。日本の他大学でも類似の例がないか徹底的に調査した上で、東京医科大学および文部科学省が共に事態の改善に向け真摯に取り組み、日本の女性の権利向上に努めるようお願い申し上げます。
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東京医科大学が、医学部医学科の一般入試で女子の得点に一定割合の係数をかけて一律に減点し、女子の合格者数を抑えていたのです。林芳正文科相は、東京医大からの報告を待って対応を検討する方針を示しましたが、そんな悠長に構えている場合ではありません。何人もの女性が、女だからというだけで、「医師になる」という夢を諦めなければならなかったのかもしれないのです。
女性差別は、女性の沈黙と男の高い下駄で成り立つものです。東京医大の責任者は、すでにことを矮小化しようとしています。沈黙を打ち破り、女性の権利のために立ち上がる時は今です。
今すぐ、得点操作のせいで不合格になった女性たちへの賠償、および責任者の辞任を、東京医大に求めましょう。そして文科省にも、私立国立を問わず、主要大学に類似の例がないか徹底的な調査を行うよう呼びかけましょう。ご署名のうえ、SNSなどを通じてキャンペーンを拡散してください。1万人の署名が集まれば、Avaazは東京医大と文科省に私たちの声を届けます。
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