トランプ次期大統領について何が一番怖いかと聞かれたら、それは全く予測がつかないところです。万が一、トランプが米国の核兵器使用を決定してしまえば、誰にも彼を阻止することはできないのです。

なぜなら、米国では大統領が核使用を承認した場合、実行までに与えられた時間は４分しかないからです。冷戦時代に導入され、今となっては不必要な危険な制度です。だからこそ、オバマ大統領は当選時にこの制度の危険性を指摘し、その改革を表明したのです。

でも、オバマ大統領は任期を全うする４日後までにこれをやらなければ、世界の安全を、先が読めないドナルド・トランプの気まぐれな判断にゆだねることになってしまいます。数日後に任期終了を控え、最後の優先課題をこなしていくオバマ大統領に、何としても署名させるためには、巨大な国際世論の圧力が不可欠です。著名な政治家や官僚、軍関係者も、この訴えに賛同しています。そんな今こそ、世界に広がるAvaazコミュニティのみんなで何百万もの署名を集め、首都ワシントンに提出して話題を呼べば、オバマ大統領の任期最終週に、これを米国のトップニュースにすることができるはずです。

でも、そのためには、大至急署名を集めないといけません。核の危険にさらされる皆（つまり、世界中の全員！）で、オバマ大統領に訴えかけましょう。ご署名の上、キャンペーンをFacebookやTwitterなどで、広くシェアしていただくようお願いします。