残忍な武装集団が多数の市民をレイプし、虐殺しています。子どもたちが兵士として利用され犠牲となっていることや、砂漠に点在する集団墓地を示す証拠もあります。
スーダン西部ダルフール地方の中心都市では、難民およそ100万人が包囲状態です。逃げ場がないなか攻撃されれば、おびただしい数の死者が出ると専門家らは警鐘を鳴らします。
想像を絶する残虐行為は、ほぼ全面的な言論統制下で行われています。スーダン政府はネット接続を遮断したうえ、現地の記者らを逮捕し、外国人記者らの入国も認めていません。つまり報道が極めて限られているため、各国政府に行動を促す圧力も極めて弱いのです。
そんな中、小規模な戦争犯罪調査団が衛星画像と目撃者証言を組み合わせるという新たな手段で凄まじい暴力行為を記録し、この現状を打ち破ろうとしています。すでに調査団の活動をきっかけに現地情勢が主要メディアでも報じられ、外国政府の介入につながりました。それに伴い、紛争当事者らに対する制裁が発動されることにもなりました。
ダルフール地方への攻撃が激化する中、こうした調査団の活動はますます必要とされています。けれど、その継続には速やかな資金提供が不可欠です。 十分なご寄付が集まれば、Avaaz下記の計画を実行できます:
- 衛星を使って空から地上を監視する活動に資金を提供。それによりリアルタイムで武装集団を追跡し、残虐行為に加担している外国勢力の存在を明らかにしたうえ、衛星データを駆使しメディアや各国政府に警鐘を鳴らすことで市民を守る
- 安全保障理事会や人道支援に携わる国連の機関などに緊急行動を喚起すると同時に、主要各国の政府に対する働きかけを強化
- 国際的なメディア活動に資金を提供し、人道危機を記録したうえ、世界の主要紙に虐殺の暴力について報じるよう働きかける
- 緊急時対応基金を設置し、戦火に囚われた市民を一刻も早く助けるための緊急キャンペーンを強化