Avaazは新たな脅威に直面しています。

トランプは、大統領選の公約に「政敵の弾圧」を掲げました。トランプが望めば、Avaazを含むどんな非営利団体（NPO）でも破綻させられる。そんな権限を、米国議会はトランプに与えようとしているのです。

通称「非営利キラー」と呼ばれるこの法案が可決された場合、Avaazなど、変革を目指す市民団体が集めた寄付金に重税が課される恐れがあります。オンラインでの小口ご寄付のみで運営し、かつ登録地が米国のNPOであるAvaazは、脆弱な立場にあります。

法案は、ほんの始まりかもしれません。この10年近くにわたり、トランプの有害な政治ブランドを厳しく非難してきたAvaazが、よく思われるはずがありません。しかも今度のトランプは、かつてないほど強力です。

ただし、一つだけ確かに言えることがあります。Avaazは、沈黙させられたりしません。だからこそ速やかに、自らを守る必要があるのです。

そこでAvaazは、法的保護や米国からの完全撤退など、多岐にわたる防衛作戦をまとめました。けれど、これらの作戦実行には費用がかかります。他にも資金を必要とする重要なキャンペーンを多々抱える中で、です。

だから私たちは「緊急サバイバル基金」を設置しました。トランプが大統領になるまでわずか1週間しかありません。大統領就任式が行われる1月20日までに、基金に十分なご寄付が集まれば、トランプから身を守るための体制を整えることができます。どうか、できる範囲で寄付にご協力をお願いします。